チャート読解

トレードするチャートの選び方  日経平均が暴落した訳 

通貨ペアに固執しない。チャート形状にこだわる

良く質問で出るのは取引通貨ペアはどのように選んでいますか? の質問です。 先に答えを一言で言うと、 「重要なラインに対して決着の着いた通貨ペアでトレードをする」 となります。これはよく見かけるのが一つの通貨ペアに特化して常に例えばゴールドならゴールドを毎日一回トレードするのを見かけますが、今までこちらのチャート解説で見て来た方なら分かるとは思いますが、 明らかにトレーダの集団心理である意識帯のラインやレンジに決着が着いていないのに無理やりトレードしても要らぬ損切りが嵩むだけです。 レンジに関して言及すると、そのレンジ内にいる限り世界中の誰もがそのレンジをどちらに抜けていくのか分からない訳です。 それを何故あなただけが分かる訳があるのでしょうか? 逆を言えばそのレンジを明確に抜けた時が決着の着いた所です。 云わばその決着の着いた市場参加者の意向がはっきりしたことがチャートに描かれているものであればどの通貨ペアでも良い訳です。

重要なラインに対するプライスアクションとは

下記の図の月足の様な直近高値に差し掛かった時 これは重要なラインに差し掛かったといって良いポイントです。 ここでは直近高値を上抜けるかダブルトップになるか分からない訳です。 そこで4H足や、日足に拡大してレンジの決着が下に着いたのを見て初めて重要なライン際でのプライスアクションを確認できたとなります。 この図では4H足のレンジの戦いは下に着き月足のネックライン目標まで狙えるパターンですが 4H足のレンジの戦いが上に着き月足レベルで上昇継続する未来もあったのです。 このパターンは下のチャート解説動画のポンドドルに相当します。  

市場参加者は集団になると予知能力を発揮する 日経下落の訳

下のチャート解説動画は2021/5/3日に作成したものになります。 5/3日の日経平均についての解説でトレンドライン一本で相場環境認識が出来ることが分かります そのラインの下にいることで上昇期の終焉を示唆し、上り続けることを血塗られた株式平均においては 月足の上昇トレンドラインの下にいる事は特に暴落を意味します。 そして動画作成時はまだ日足レベルで高値圏のレンジを下に決着をつけていないにも関わらず、 月足週足レベルでの上昇トレンドを下抜き始めていることで市場参加者の恐怖が垣間見えます。 この記事を書いている5/11日に日足レベル高値圏レンジを下抜け、下に決着が着きました このようにトレーダーの集団行動はトレンドラインで先行してまるで予知するかのような形状に成ることが分かります。
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