世界情勢

感染症、新型コロナという問題が起こした経済面、労働面での革命

先ずこの表題について2点誤解の無い様に説明しておきます。

1つ目は新型コロナ自体の存在を称えたりこの流行り病はコロナ発生前の世界に必要で有った等という意図も無ければ、感染して苦しんでいる方、亡くなられた方、この病さえなければと私自身当然思っています。そして諸説ありますが感染症においては天災に近いとらえ方が一番適当だと考えています。コロナに関しては重度の肺炎から血中酸素飽和度の低下を起こし、ブレインフォグ(脳機能の低下)により正にフォグ=霧が掛かったような感覚が後遺症が代表される危険なウィルスです。

スペイン風邪→インフルエンザに人類が初めて出会った時と同じくらいの驚異的出来事だと考えています。

2つ目は世界的な視野の大きな話だけではなく、このコロナ前には当然であったことが実は物凄く誰かの利権の為で有ったことが分かったり、ミクロ目線では我々日本人が得意とする耐えるという風習に対するような、そんな身近な話であるということを前置きにします。

311の東北大震災が起こるまで、日本の電力には原発が必要だ、私自身そう思っていましたし福島の原発がメルトダウンして、その震災が起こる前と起こった後で明らかに原発に対しては何が正しいのかの意識が反転しました。

この様な社会的意識革命は世界的な危機の時に本当に起こるという事を自分の人生のうちに2回も経験した2回目が新型コロナの蔓延でした。

コロナの前は山手線は満員状態、サラリーマンの一日のスタートである通勤の時点でコロナ後とは全く変わりました。そもそも都心の地価を上げ都心に住めない状態にすることを望んだのはコロナ後、密です密ですと言っていた方々ではないでしょうか?

それをリモートワークにしよう、出社を減らそう、と急になり 遅かった日本の会社のクラウド化が一気に加速されました。 この革命はコロナ前では考えられなかった事で、コロナ前に戻りたくないと考える方も多いでしょう。

そのクラウド化も個人で事業をしているビジネスマンが使っているのは、コロナ前から当然グーグルのサービスが大半。

このリモートワークの波でさらにグーグル、アマゾンは業績を伸ばしました。何故、tiktokやYouTubeのような世界中の人が使いたくなるサービスを日本では創出できないのか。

せめて駄目でもいいからそのようなサービスを作る案を上げないのか

そこには日本の規制の問題が大きく関係しています、YouTubeでも動画を投稿する側には投稿動画の再生回数に応じて報酬が発生します。いわゆるアフィリエイトです。

個人に収益が発生する制度を日本の規制としては今までは良しとしていませんでした。そこに関してはコロナ後の現在も同じです。配信サービスなど個人に報酬が発生するようなプラットフォームの多くは海外のコンテンツでその規制が大きく関係しており結局世界的に利用される物が一つでも日本国内サービスとして出すことが出来れば、国そのもののアウトプットが出来たのに。寧ろ日本が管理できる世界に発信できるサービスだったから実現されないのかもしれません。

一つミクロに目を落としても日本国内の民放も国の利権の管理が届かない経営者を株主にさせなかった様に同じことがフラクタルで起きています。チャートと同じですね。

話は戻り、コロナの前から変わった今起きている事はどの道必要だった事で、最小の目線では定期的な呑み二ケーションと言われてきた、歓迎会、送別会、経営者お気に入りだけを連れての飲み会が無くなり、本当に会って話したい人同士は今でも少人数で飲み会は出来、内心喜んでいる人の方が多く、悲しんでいるのはそんな飲み会で権威を見せつけたり、仲間意識をアピールできない人だけとなっているはずです。労働環境上リモートワークが出来なくコロナでも何も変わっていない、、、、と考える貴方の職場でも必ずこの(呑み)の場のような好転が起きているはずです。

そして労働と収入、生活に関しても考え方も事実上もアフターコロナで変わってきています。

このコロナによって世界的な株高が起こり、資産が1億以上となっている世帯がさらに急増しています。事実国内で、2011年資産が1億以上の富裕層は81万世帯、2019年には132.7万世帯の1.6倍にもなっています。コロナ前でこの増加となり、コロナ後の現在ではさらに増加を加速させています。但しこの富裕層の割合は5402.3万世帯を全体とした場合の2.4%であり富裕層が増えたとしてもその割合は然程変わらず、

つまりは貧困層も増えるということになります。

貧困層まで行かずとも事実収入は減ります。通称ですがコロナ増税は決まり、年金も受給額も必ず減ります。

一番のこの差は世界の株高にあります。今この状況で増えた事から分かる富裕層の行動は株式に堅実に積み立ててきた事です。この堅実に積み立ててきた方の中には生活必要資金を減らし積み立ててきた方もいるでしょうが、余りある余裕資金を銀行に預ける位ならと積み立ててきた人の方が多いでしょう。

貧困層に関しては毎月の数万円を出すことが惜しい、生活を圧迫する、若しくは知識が無いそのどれかが考えられます。

ただしこの好循環と悪循環の差は雪だるま式に加速し

片や悪循環一億総活躍の元70歳を過ぎても働かなくてはならない状況となります。正に我々昭和の世代の就職氷河期世代のように足元を見られ生活時間を不当に削られても、次への不安からブラック企業すらも繁栄し、自尊心すら失いその人本来の可能性すら奪われることとなります。

片や好循環の方は自分のみならず子供の積み立てとして株式運用にまで回すことが多く、その子供が成人するころには子供がしたくない仕事に無理に就かなくて良い程の資産になっている事となり、そのマネーリテラシー教育を受けた子供は同じようにその満期を迎えた資産を運用することとなります。この場合、お金=仕事ではなく 仕事=やりたいこと。として人生に意味を与える物になり人生そのものが好循環からスタートする事となります。

(考えてみれば私自身何か物を直す事が大好きで本当はやりたい仕事ではなく生活できるお金として職や学校を選んでいたことが:もしもこの先働かなくていいとしたら:で話した様な苦悩を生んだのかも知れません)←ここから分かる様に投資家ばかりが増えたとしても労働者は適所に行き着くだけで労働者は居なくならない。

長くなりましたが、このコロナショックが私シマウマに与えてくれた物は

①収入は=仕事ではない  ②仕事=自分の存在意義

③好循環と悪循環は実在する ④:収入:仕事:人生:全て独立した別の物

最後に、投資のみの話ならず、教育や仕事についていつも思い出す事があります。シマウマが小学生の頃は夏休み行く所が無い時は大きな児童館の図書室で「裸足のゲン」という漫画を読んでいました、内容を一度知ると悲しすぎて2度目は読めない内容でしたが、

教育と仕事について繋がるエピソードが良く描写されていました。原爆投下後の焼け野原の後の小学生のゲンは母の助けにと落ちている煙草を拾い10本まとめて路上で販売し、靴磨きをし、(集客はゲンが客の靴をこっそりと汚すという本当にたくましい方法)最後は進駐軍から何かを盗もうと敷地に侵入し失敗したが、射撃場で銃の薬莢を発見しそれを持ち帰ることができた(薬莢は銅で出来ていて高く売れた)

それを今思い返すと当時小学生だった自分はどう社会で従順な社員になるか、そんなしつけばかりで、生きる為に必要に駆られるゲンのような生活を見ていると、そもそも人は自分で生活の糧になる事を見いだせる存在なのではないか?それを阻害する教育内容が多いのではないかと疑いの目を持って教育を見ています。

以上。

実はコロナショックは革命だったこと、全ては繋がっていると考えられる、の話でした。

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