コラム

副業が主業になる時 ①

この話では副業として収入を得るまでの実体験を記していきます。体よく会社員を続け、副業と主業の収入比率が逆転した時の苦悩と実体験も書いていきますので、明らかに副業の収入が年々増加している方は必見です。

私シマウマは過去私の生い立ちに書いた様にサラリーマンとして給料を得ながら副業としてトレード以外にも様々な事業を手掛けていました。

今この時代、会社員をしながら副業を日々努力し、それが世間のニーズにマッチし思わぬ収入に繋がっている方は非常に多くもう既に貴方の会社でも稀な事では無くなっている筈です。

それに一番早く気付くのが会社の部署では経理となります。これは私の実体験にはなりますが年間の副業総収入が100万円を超える事になった年には総務にこれだけの収入がありますので了承お願いします。と伝えました。

就業規則には副業の禁止と未だに殆どの会社が謳っているところが殆どですし、正直に言う必要が無いと思うでしょうが、一番の問題は税金関連となります。私の周りには収入を申告せずに何年も溜まりに溜まってから納税命令を受ける経営者という、自ら失敗せずとも失敗を教えてくれる諸先輩方が居ました。

これは本当に貴重な教えで税金に関しては収入を申告していないと数年溜まった状態になってから納税命令が出る事となり、多額になると刑事事件にもなるどころか、未納税分に関してはかなり高い金利がかかり、驚くべきことに自己破産しても納税義務と金利が停止することはありません。(おかしな話借金して納税し自己破産)しないかぎり納税からは逃れられません。 納税徴収とは借金よりも重いことなのです。

それを知っているだけに収入申告だけは必するようにしていました。納税する以上自ずと住民税が増加します。住民税は社会保険料を支払っている、つまりは会社の給料から源泉徴収されますので、会社側には必ず副業で収入を得ている事を知る訳ですから問題になります。

実際私の場合ですが:シマウマ「こちらの会社以外に収入を得る事になったのですが了承していただけませんでしょうか?」といいました、こう切り出したのには訳があり、いきなり個人事業主として事業をやっているからそれを了承しろと言うと、ガチガチの起業家のように重くとらえられそうだったので。

それに対し:総務「別に他でバイトをやってる人は良くいるし、わざわざ律儀にどうもね」位の返答でした、 私にとっては期待通りの反応で発生した副業収入に対して受け取るなとも言えないだろうし、この(ほかの人も事実上副収入を得て了承して)ことを言わせればこっちのものだと考えていました。事実上私、シマウマの収入は事業による物ですが副収入には変わらない訳です。

次に:私シマウマ「どこか会社からの収入ではなく個人としての収入ですのでバイトとは少し違うのですが良いですか?」:総務「たとえばどんな?不動産売買とか?」

:私シマウマ「ハイ不動産投資や投資による収入等です、どうしても経費がかかるので個人事業主としてになります」務めている間に自ら自社製造の商品を販売までしていましたが、個人事業主として副業を認められればこっちのものですから

:総務「まあ、今まで通り仕事してくれるなら何ら問題ないね、まあ無理しないでね」という結果でした。

この今まで通り仕事してくれれば、で了承された理由はその時の仕事が国家資格を使用しての仕事ではありますが、作業員で有った事が大きかったと思います。これが営業職であったりすると、個人の利益と会社の利益が重複(重なる)ことが考えられ、会社の利益が個人に流れる危険が有るため。副業が本当の意味で認められない事が考えられます。

その後何年も年末調整の欄には給与所得とその他所得計の欄を書く事となりますが

副業が成長した人の多くが主業である会社員を辞めたくなる理由がここにあります。

例えば給与収入から控除したのちの合計:300万

その他の所得合計          :350万=収入(売上)750万ー400万経費

この合計金額650万が総所得金額となりますがこのどうにも下げられない給与収入がどうにも恨めしくなります。 経費の中には打ち合わせに必要な会食、事務所として使う自宅の一部、修繕費等などで差し引く事が出来ますが、ベースの300万からは何も差し引けず、

この650万という収入は手取り金額で、おおよそ給与収入課税前にすると1000万はなりますが子供二人の場合乳児医療証すら受けられない収入となります。

また会社での労働時間は9時間拘束、人が起きている時間の殆どを捧げています。この300というベースの数字と労働に割く時間を無くせば

1.5倍の収入(売上)1125万ー600万(経費)=525万

という乳児医療証やその他補助が受けられ時間も仕事の可能性も広がるという算段を建てる流れが起きます

結果としてこの算段は算段以上に収入が増えましたが。副業を主業にする苦悩はまだまだ書き足りない位ですので続きます。