コラム

副業が主業になる時 ② 副業と本業の税金に対する指針

副業が主業になる時①でお話したように本業の給与所得はある意味邪魔な存在になり、しかも、本業では幾ら頑張っても給与所得は上がりません。

一番問題なのは総所得金額が両方合わせて自治体にもよりますがお子さんのいる家庭では子供手当や乳児医療証、はたまた保育園料の全額負担、今では私立学校へ通わせる際私立高校や更には、今後私立大学も一定の収入があるか無いかで全額負担か無償かで別れてきます。

特に子供がいる家庭ではこの問題に誰しもがさし当たっている事と考えられますが、私シマウマも当然悩みました。会社員であることのメリットと言えば、安定(出勤して働けば)収入は確保される、ですが私は散々バカ真面目な先輩に一番ひどい時は小言を言われ続けていた時は「解雇も考えられた事だからね」等と言われていました。それを考えると安定なんてありませんでしたし、仕事なんて何でもあるといえば有ります。

なので唯一のメリットはローンが組める事です。住宅も投資としてしか考えられない今となっては、投資専門の住宅ローンとして考えられますが、それも勤務先が有ると審査が通り易かったりします。

最終的には様々な国からの補助を諦めて、桁を飛び越えて稼いで行くしかないと結論着くのですが、それまでは会社員の収入と労働時間を何とか減らせないかと考えるわけで、

結論行き着く答えが<時短社員、パートタイム>に成る事でした。そうする事で片足を会社員に突っ込んだまま独立を目指せると考えました。

そう考える頃には職場での自分の地位も確立されていましたし、自分でいうのもなんですが仕事も人並みより相当早かったので、<辞める>よりは管理者もいいだろうと考えていました。

ただ、そう甘くは無かったのが人生ですね、すっかり私シマウマを認めた意地悪な先輩と私二人しか居ない部署で私がパートに成れば、先輩が休みの日だけ出勤し、二人で勤務することはなくなる、そうなると2人勤務の時、私シマウマに仕事を任せてサボっていた時間はもう無くなる、そう考えた先輩は散々私がパートになる事を引き留めた挙句全力で上司にこう訴えます。

「パートになる位なら辞めて貰って新しい職員を雇ったらいいのでは?」

予想はついていましたがやはり桁を飛び越して稼ぎサラリーマンに片足を入れておきたい等と全く思わなくなった時に、不安なく辞めよう、、、と。そして今に至ります。

税金や会社という集団に昔は散々苦しめられましたが、今は恨みも何もありません。ある意味感謝していて、正にそれを上手に表しているな、本当にあるんだなと出す小説がありますので紹介します。芥川龍之介の仙人https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/144_15208.html 私はこの小説の題名の漢字にも思い入れが有ります、

話を要約すると 空を飛べると云う仙人に弟子入り→飛び方は教えず長年世話ばかりさせる→嘘で弟子をつかっていた仙人は教えてくれと催促する弟子が邪魔になり崖の木から飛び降りさせる→実際に仙人となり空を飛んでいく

です。そう。皆様となんら変わりなく、私シマウマは自分がサボりたい人という小さな労働の搾取と悪意があったから今の環境から何か抜け出す方法模索を始めることができたのです。

私は基本的になんにでも肯定的な人間ですが、税制や社会の規定、更には会社の就業規則に至るまで現状から抜け出せないルールばかりなのは何故なのか、疑問ばかり持ち一つ小さな枠組みの会社の個人の悪意からきっかけを貰えたことは必然だったのだとすら感じています。

話は長くなりましたが、もし稼ぐことが戦いなら、いきなり金融公庫からお金を借りて事業を始めることは素人がいきなりリングに立つに等しく、何かに挑むなら、私なら今現状で稼ぎに繋がる行動を副業としてなんとリング外からジャブを入れ、利益が出るなら主業に転換できるのでは?と思います。これが総合格闘技の試合なら大反則ですが、人生は総合格闘技みたいにルールなんてありません、だから辛く、だから視点を変えれば簡単に抜け出せるんです。

今回は以上となります。 YouTubeも宜しくお願いします。