突然自殺者の推移についてのタイトルから始まり着地点が見えないかもしれないが最後には必ず今後の人生というチャートに暴落を起こさない唯一の方法が皆さんのモラルハザード(トレードルール)で有る事が分かると同時に経済界全体のタブーに触れていきます。
先ず最初に厚生労働省の自殺者の推移(LINK)
1997年から突然自殺者が増加し始めます。確かにバブル崩壊が始まった頃ではありますが実際に明確完全崩壊したのは2008年の9月のリーマンショックを受けてからです。
ところが2009年からはむしろ自殺者が減っています。この推移と完全に相反関係にある事象があります。こちらは貸金業の推移です(LINK)
1997年を境に貸金業者の減少がはっきりと確認できます。
そう私が10代の頃笑うセールスマンを見ている時良くTVでも貸金のCMばかり流れていて、CMのエアロビのイメージや下ネタまがいのアニメでのコマーシャルは若い我々の話題にもなっていました。
ここで出てくるのが当時の私の当然のモラルハザードでしたが所謂堅気の貸金業者の社員が電話や実際に返済不履行された債務者にたいして、言葉で追い込みをかけ、自宅に押し掛け玄関に嫌がらせの張り紙をし、大勢で押し掛け、そんな光景のドラマや、体験談を散々目にしてきました。そんな状況でもTVでCMはやっている、警察も動かない、弁護士も手を出さない(出せない)人の命の重さはお金なんかとは比べ物にならない筈が、そんな状況の人達を完全に黙殺どころか宣伝すらする。
これが自殺者の推移と関係しているとしたら当時のモラルハザードスタンダードの異常ぶりは何だったんでしょう?はいあり得ないのは社会のスタンダードだったんです。
自殺者が減るきっかけとなったのが貸金業の金利低下と債務回収方法の規定、取りすぎた金利に対する返還に対して稼げることとなった弁護士事務所が動き出した事は自分に利益が無ければ動かない社会の仕組みの闇でもあり一、点の光でもあります。
それで終わってはダダの過去批判ですが。私はここが違います。
そう、今あるスタンダードも本当に正しいのか疑う自分のスタンダードが必要なんです。
自分スタンダードさえあれば法外な貸金に疑問を持ちその制度に当時抗議する、までは行かずともその金利で借金する思考自体が破綻している事は容易に分かる筈です。
ビジネスにしてもトレードにしてもそうです。その疑問と自分スタンダードから外れている事に対して過払い金の返還というビジネスをいち早く思いつけたでしょうし、
今も警察に被害を訴えても、とりあってすらもらえない様な特殊詐欺によって負ってしまった借金に対する救済措置がない事等の小さな問題点から原発のような大きな問題点まで
その時その時の社会のスタンダードは必ずしも今のスタンダードでは無くなって行く事
自分のスタンダードは何なのか自分で考え変わらない事が一番重要な事はトレード、ビジネス、人生、全てで重要であるのです。
最後に本当に私事。思い返してみれば自分の幼少期は前歯が味噌っ歯と言い虫歯になっている子がザラにいました。例にたがわず私も親から歯を磨く習慣を着けさせられず、小学校では歯医者にずーーーーっと通い、しまいには物凄く痛い治療でコンプラもしっかりしていない歯医者で痛がると、歯を削るルーターの裏で口の中を叩かれ、歯医者に「誰でもないお前が悪いんだからな!!」と神経まで削られたのを覚えていて、今でも歯医者はただならぬ恐怖で恐ろしいです。
ところが今は子供が虫歯であればそれは親の虐待にあたる、親になった今は正にその通りだと思います。乳歯が生え始めた赤ん坊が自分で口腔ケアを出来るはずもなく、親の責任でしかないのは当たり前なのに 当時は歯医者ですらあの意識でした。 こんな認識の違いを解決する事こそが 自分スタンダードを成長させ、真理に近づけ無意識の恐怖心すら解決に導く事ができるのです。