コラム

コロナは21世紀中(2100年)まで終わらない コロナ中心の株価

  • 沖縄から始まったオミクロンの感染爆発が日本でも2022年年始から始まった現在でも、フランスで次の新種株B.1.640.2と名付けられた変異種が発生している。

既に変異を繰り返してより感染力が強い物が常に感染爆発を起こし続ける状況となっている。

人類の時代からウィルスコロナの時代へ

非常に大きな目線で言えば人類は地球上で建物を建て医療を発達させ、他の動植物を飼育生産し、加工し食料とし云わば生態系ピラミッドの頂点に存在し人類の時代を謳歌してきた。

コロナが発生してから様々な変異種、もう既にギリシャ数字で表すのは足らない程に変異してこれもまた繁栄している、この変異は感染する毎に起きるのではなく、感染した人体内で起きる変異である事が分かっている。つまりは進化のスピードは人類の発展スピードを遥かに超えている。ウィルス繁栄の時代になっていると云えます。

経済、社会活動、株価はコロナ中心の動きとなる

コロナ、コロナ以外のウィルスは我々世代では終わる事はない。付き合っていかなければならない。都内感染者が一桁の時でもマスクを外す事は無かった訳ですから新種株が出てピークアウトしても対ウィルスの社会は続くことになります。

リモートワークは当然となりリモートワーク可能の業種では従業員が出社していた時期よりも業績が上がることが多くなり、対人接触となる業態は衰退する事が考えられます。

以下のある株個別銘柄チャートを見てもコロナ中心の値動きをしていることが分かります。月足全体表示をしていますが、2018年のコロナ流行を皮切りに株価は黄色丸から急降下し、2020年に白ボックスで安値を付けて2022年現在白ボックスでサポートされ再び再上昇している事が分かります。

株を安値で買うトレードを考えたとき企業は2018年からのコロナショックを受け2020年に白ボックスでコロナに対応する新たな戦略を打ち出した事がチャートを見る限りでも分かりますし、国内でその情報を検索することは可能です。

但し2020年の白ボックス安値の時点ではコロナショックの投げ売りはさらに売りを呼び下落が続く可能性がある為、先述の情報だけでは確証がない部分が多くなかなかロングで入っていけないポイントとなります。そこでその情報とチャートのタイミングが重なる買いやすいポイントが白ボックスを延長した正に現在2022年1月現在となります。

更に企業形態がリモートワークに対応するためのクラウドサービスであったり、対人接触を抑える業種、時代にマッチしているとさらにロングの根拠となります。

個人的には株価も高止まり(高値を常にキープ)している銘柄よりもこの白ボックスの様にネックラインまで下がった銘柄の方が可能性(伸びしろ)があると考えています。

今回は以上で株価を考える上でもネックラインをコロナ中心で対応しているか否かのお話となります。