自己紹介

【第二話】もしもこの先働かなくても良いとしたら

心の病は必要だから起こる 慢心編

トレード開始から4年目までさっぱり勝つことが出来ずに

トレードで建てる作戦としては雇用統計の時など大きな指標の時に、指標直前の値段を中天にOCOを仕掛けて初動で値段が飛んだ方にエントリーさせ30pips抜くなどの全く値幅も根拠もない方法を繰り返し試していました。

しかしSNSの走りであったコンテンツが始まりだし、色々なコミュニティが有る中、海外FXで月に20万入金し、一か月間で10倍以上にしている方を見かけてその方の解説を夢中で見ていました。

後に知った事ですがその方は月に30万を海外FXに入金し、一か月間で勝ち越していても必ず30万を残し出金し、

入金、トレード開始日から一日で資金がなくなった場合はその月一か月間全くトレードしないという方式でした。

私にとってはその資金管理方法よりもチャートの解説が本当に真理(そんな如何わしいものではなく)、本当に理にかなった解説でした しかもたった一言でした

それが私が今でも多用する

{何故値段が動くか考えた方が早いし正確}

でした。
最初にお読みくださいでも解説した市場参加者の、新規の期待、損切りイグジットの撤退、決着の着く瞬間が良く見えるようになりました。

かなり端折って経緯を話しますが、それを知ってからも直ぐには勝ち越しには成りませんでしたが、それをさらに突き詰めて行くことでアウトプットしているとそれから2年、FXを初めて六年目には当時のSNSで私自身が広く知られるようになっていて、

それを見た運営会社の方が商材を作ってくれないか?との話から、インセンティブの話を受け商材を作成、オンライン講師にまでなりました。これがトレードとは別にかなりの収入になり、

その事で今でも思うのは当時の私程度の相場環境認識力を持ったトレーダーはざらに居たと思いますが

何より大切なのは自分の目線からの相場環境を人に上手く伝わる様にアウトプットすることであったと思います。

トレードや、いわゆる副業で浮き沈みはあるもののそれまで月給で手にしたことのないような収入を得る様になりました。

サラリーを副収入が上回る

副収入の方がサラリー(会社員給与)を上回った事の有る方なら分かる意外な気持ちが芽生えます。

私も数少ない親友にその事を打ち明けると必ずこう言われました。

「副収入が多いならサラリーマンなんてしないでしょ?」

(下手すればサラリーの10倍収入がある時もあったのですがそれを聞いた親友は、私がサラリーマンを続けている事から先ずその事実を疑っていました)

ですが、これが実際副収入がサラリーを上回った人は私と同じ事を考えるはずです。

私「副収入は浮き沈みがある、そんな不安定なものに家族の運命すら任せることはできない」

サラリーマンは辞められない。少なくとも時短社員になって片足だけでもサラリーマンに突っ込んでいたい。

この感情には自分自身意外でした。時間を切り売りするのが嫌な一心でトレードに専念し、夢をかけていたので、、、

時間を切り売りして、囚われて、その状態が心地よくその状態でしか安心感を得られないのは自分自身だったと知りました。

第一話でも話したように1歳から、何かに縛られる教育を受けてきたのだから当然といえば当然だったのです。

逆に言えば副業が教えてくれた事は、人間は何も仕事を日々与えられなくても自然と自分のできる事や能力を駆使して収入を求めることのできる、しかも収入は青天井で制限の無いものだと教えてくれました。

例えば戦後何もない状態でもまだ吸える煙草を拾い、まとめて売る等、どんな状況からでも生活の糧を得る能力がそもそも人間にはあるにも関わらず、

学校教育の時点で組織社会で生意気を言わない勝手な行動をとらない、そんな発想力を奪う教育を受けてきた事にも気付きました。

ともかくそれほどにサラリーの額低さの理由を調べたくなるほどの副収入を得た私は(これもそうなった方共通の感情){そうなるとサラリーマン生活の昇進や競争心はなくなり、そんなことより何か他に自分のアウトプットで活躍できる場所やその収入で何か次のビジネスができないか?ばかりに興味が湧きます。お金が好きな訳ではなくお金も無いよりはあった方が圧倒的に出来ることの幅が広がる事で数字を求める様になりました。}

一見この第二話上がりに上がっているように見える私の人生、、

次回物理的にも精神的にも落差が大きい方がダメージが大きい事への前置きでしかない事をお約束します

次回

{第三話}もしもこの先働かなくても良いとしたら

心の病は必要だから起こる 崩心編

に続く